1歳半検診、3歳児検診で言葉が遅いと言われたら、ぜひやってみてほしいたった1つのこと

こんにちは。2児の母ののんちです。ブログを読んでくださり、ありがとうございます。結論から言います。

1歳半検診、3歳児検診で言葉が遅い言われたら、ぜひやってみてほしいたったひとつのこと、それは、療育に通うことです。

どんなきっかけで、私の子供が療育に行くことになったかと、行って半年の経過を今日のブログでお伝えしようと思います。以前公園で、1歳過ぎたけどなかなか言葉が出てこなくて心配しているというママに話しかけられました。同い年くらいのうちの下の子がよく話していたので、大丈夫なんだろうかと心配しながら少しでも刺激を与えるようにと動物がいる公園に連れてきたとのことでした。その時は、ちょっとすれ違っただけだったので、そのうち言葉出てきますよー!大丈夫ですよ!うちも1人目の男の子は遅かったです!なんて笑顔で答えたのですが、もし本当に、普通以上に遅いかも、何か対策したいと思っていたのであれば、同じ児童館で会うようなママであれば、今回ここに書くブログの内容をしっかり伝えたかったです。私と同じような不安を少しでも感じているママがいたら、ぜひ参考にしてもらえたら嬉しいです。

言葉が遅いか早いかなんて、正直親ならすぐわかります。

私の1人目の子供は、言葉が遅いです。一歳を過ぎると、子供はだんだん言葉を話してきて、母親であれば、周りの子供と比べて、あれ?なんか遅いかもしれないな?とか、周りの子よりもおしゃべりが上手だなとかはすぐに感じ取ると思います。私の第一子の言葉が遅いことは私も認識してました。でもまぁ成長スピードは個性もあるし、話せる言葉は少しずつだけど増えてるし、よく笑うし、大人とざっくりは意思疎通取れるし、大丈夫でしょ。何も問題ない。と思ってました。

1歳半検診と3歳児検診担当者のなんともしっくりこない話。

ただ、1歳半検診と3歳児検診では、心理相談で、言葉少し遅いですねー、と言われて、健康福祉センターの方と少し長めに面談をされました。1歳半検診の時は、確か、どうした方がいい的なアドバイスはあまりなかった記憶です。1人遊びが得意なので、積極的に入っていって話しかけてあげましょうとか、そんな感じでした。普段の関わり方としては、有効なアドバイスでしたが、意識して行っても、劇的な改善はありませんでした。

現代の成長曲線のプレッシャー、正直参考程度にしてほしい。

しばらくすると、どうですか?と電話がかかってきました。最近の様子などを伝えましたが、そうですか、という感じで特に何もなく。このどうですか?という電話連絡。上の子は特に体重も少なめで、一歳くらいにも電話かかってきて体重とか様子聞かれました。この電話、家庭虐待とかがないかの確認なんでしょうかね、仕方ないのかもしれないですが、当の親本人は、正直、無駄なプレッシャーをかけて欲しくないなと思ってしまいます。私の親にも、そんな体重が成長曲線ギリギリだからって電話してくるなんて信じられないね、昔はそんなの無かったよ、と言われました。

3歳児健診でようやく子ども発達支援センターを紹介してもらえた

3歳児検診では、ついに、子ども発達支援センター、という機関を紹介されました。これも、最初からというよりは、また半年後に状況確認のために、またきてくださいね、と言われたのです。大した専門家らしい判定をするわけでもないのにまた半年後に有給とって、子供の様子見せにきても何かあるのかな?という感じで、あ、はい。と言う感じになっていたらようやく言ってくれた感じでした。あとから聞いた話だと、じゃぁどうすれば良いんですか?と積極的に聞いてきた親御さんには、紹介したりするらしいです。急に、あなたの子供は言葉が遅いから発達支援センター行ってください!というと親が反撃してくることがあるかららしいです。まぁたしかにあなたの子供は障害児ですと急に言われたらショックを受けると思いますが、積極的に聞いてくる親にしか対応策を教えてくれないなんて、不親切だなと正直思ってしまいました。でも、今となっては、ここで、子ども発達支援センターという機関を紹介してもらえて、本当に良かったと感謝をしています。

子ども発達支援センター予約電話したら3ヶ月待ち

3歳児健診で子ども発達支援センターを紹介された時に、予約で結構待つので早めに予約した方がいいですとアドバイスされて、覚悟はしてましたが、3ヶ月待ちました。平日だともう少し早く予約できたと思いますが、この件は主人にも関わって欲しいと思っていたので、主人を巻き込むために土曜に予約しました。

保育園の保護者面談で、集団生活についていけてませんと、ハッキリ言われる

子ども発達支援センターの面談の予約をとりつけたあと、保育園で保護者面談がありました。降園時にもらうノートには、心配するようなことが書いてあったことは一度もなかったのに、面談で、〇〇くん、集団生活についていけてないです、とハッキリ言われたことが衝撃的すぎて、このショックを忘れることはないでしょう。え?どういうことですか??全く聞いてないですけど?という状況でした。しっぽとりをみんなでりやっても、ルールが理解できてないようで、縁側に座ってますとか、来年からクラスに4人いる担任が2人に減るので、園児が1人で支度をしないといけないですが、今のままでは難しいです。という話を聞きました。え?転園しないといけないんですか?と質問しましたが、そういうことではないです、とのことでした。この時は本当にショックを受けたのですが、これは事実として受け止めなければいけないことでした。そして、この時に、ちゃんとお伝えしてくれた担任の先生に今では感謝をしています。

子ども発達支援センターでやっと療育を紹介してもらう

一応、専門の先生にいろんな会話をしてもらったり、意思疎通をしてもらったり、絵を見たり描いたりしてみてもらって、どれくらい会話ができるか、など診てもらい、コミュニケーションはとれるけど、集団活動で少し難しい部分がありそうだから、療育に通うと良いでしょう、ということでした。正直、ここでおすすめされるまで、療育、という言葉さえ知らなかった私と主人でした。そして、この近くでおすすめの療育機関を8つほど紹介してもらいました。但しどこも今待ちの状態で、遠くへ都心から離れないと空きがないだろうとのことでした。

そして、もうひとつ、ちゃんと診断がほしくて、医療的なところにいくなら、心身障害児総合医療センターに行くのがいいとのことでした。が、ここも予約を取るのが本当に大変で、毎月1日の午後の2時間半の間電話をかけ続けて、運良く繋がれば初診の予約を取ることができるというのです。え、どんだけ混んでるの?と思いました。片手間で電話してたら絶対に繋がらないと言われたので、翌月の1日は午後休を取得しました。

ここでは、対策案をたくさんいただいたので、行って本当によかったです。

  • 保育園で要支援の登録をすると巡回で月に一度でも見てもらえて保育園にアドバイスをしてくれる
  • 子育て支援事業(療育)→通うのには専門家(子ども発達支援センターなど)の意見書が必要で、福祉事務者で認められないと通えない。
  • 医療機関(心身障害児総合医療療育センター、日大の病院など)
  • 家庭での肯定的支援(できないことを注意するのではなく、できたことを褒める)

帰りの車の中で、療育機関いくつも電話するも、やはり全て空き待ち

子ども発達支援センターで、おすすめと言われた順に電話をかけていきましたが、そもそも見学してからでないと、空き待ちすらできませんという療育施設もありました。仕事どころではないので、それから1ヶ月くらいは午後休や午前休を取って、四ヶ所の療育施設の見学に行きました。見学しなくても空き待ちができるところの予約をもしました。どこも片道電動自転車で20分くらいはかかる、まぁそんなに近くはないところでしたが、ちょうど年度末で4月から平日の午前なら空きが出ます!という教室が奇跡的に見つかりました!

通う療育機関が決まったら(内定したら)受給者証取得が必要

まず、療育機関で通えるクラスを確保します。療育機関に通うには、受給者証というものが必要です。これは、福祉事務者で発行してもらえますが、発行には専門家の意見書と、療育計画書が必要です。意見書は、子ども発達支援センターで診てくれた先生が書いてくれるとのことだったのですが、面談まで2週間というタイミングでお願いしました。間に合うように、送ってくれるとのことだったのですが、結局前日になっても届きませんでした。当日の朝に電話をして確認すると先生は書いてくれていたのですが、確認したスタッフが郵送し忘れていたとかで。まさか他社の人にまでリマインドをした方がいいとか考えてなかったので、この日は予定より早く早退して、取りに行って、交通の便が悪い場所だったので、バスに乗れず走りまくってタクシーで帰って、自宅での福祉事務所の担当者との面談に間に合わせました。療育計画書は、福祉センターから送ってもらい面談の1週間前には自宅に届きました。専門家に相談しながら書くパターンと、セルフプランといって親が自ら書くパターンがあるのですが、早く通い始めたかったのでセルフプランにしました。ネットで検索するとセルフプランの書き方が見つかりました。なんとか面談が完了し、10日後に受給者証が送られてきました。

受給者証が届いたらようやく療育機関と契約ができる

早く契約をしたかったのですが、レッスンがない時間帯が3月は平日の昼間しかなく、1時間のために全休取らないといけないような日程しかなかったので、仕方なく4月に入って契約をしました。そして、4月の2週目から通い始めることができました。

半年間の療育の成果は

正直、かなりあります!まだまだ言葉は遅いです。保育園のお友達の名前がほんの数人しかまだ出てきません。保育園で何して遊んだかも、細かいことはまだ全然把握できるほど話せません。

でも、おしゃべりが明らかに上手になりました。意思疎通もだいぶできるようになりました。(まだ上から二段目とかわからないこともありますが。) 簡単な質問には答えられます。文字にも興味を持ってきて、自分の名前がひらがなで読めます。指示理解もだいぶできるようになり、保育園では集団生活にだいぶついていっているようです。要支援の登録をしたことがよかったというのもあると思います。

うちの子は、コペルプラスという療育施設に通ってるのですが、教材も素晴らしい上に、なんといっても、先生が素晴らしいです。先生は教室によって差があると思うので、もしかしたら、たまたま当たりの教室だったのかもしれません。でも間違いなく、いま通っている教室は先生が全員良い先生です。愛情を持って我が子に接してくれて、たくさん褒めてくれて、インプットもしてくれて、毎回、これができるようになりましたね、今日はこれをすごく頑張ってましたね、と前向きな声かけをたくさんしてくれるので、親子わたしもすごく勉強になってます。こうやって自己肯定感を高めていくんだなと学んでいます。

そして、3歳児以上は、保育料無料になったことで、なんとありがたいことに福祉でお金が出るので、受給者証を持って療育に通うと、支払うお金が0円、つまり無料なんです。実際には一回1時間で施設にもよりますが10,000円以上正規の料金だとかかるみたいです。これがタダで受講できるなら、通わない理由はないですよね。日本の福祉制度もなかなかありがたいなと思うきっかけにもなりました。

もう一度言います。子供の言葉の遅れに悩んでいたら、子ども発達支援センターみたいなところに一度面談をしに行ってみてください。予約してみてください。療育に通った方がいいですよと言われたら、意見書書いてもらい、療育に通うと、子供の言葉の発達のきっかけになると思います! ぜひ、行動を起こしてみてください。

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